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恋は病、だから心も体もきしみます

恋愛ホルモンについて

 気分が「イイ」、「悪い」
 あるいは「ウツ」である、「操である」
 はたまた「嬉しい」「悲しい」

 これらはすべて、人間の脳内に生成される
さまざまなホルモン(=多くは化学物質)によって左右されていることがわかっています。
たとえば、ある人を「ウツ」状態にしようとすれば
そういう働きを持つ化学物質を脳内に投入すればよいのです。
もちろん、これは治療にも使うことができます。

 さて、恋愛中にも、脳内にはさまざまなホルモンが生成されています。
順番に説明してみましょう。

1:好きな人ができる=フェニルサイラミンという好感ホルモンが分泌されます。これにより脳の働きが活発にもなります。好きな人ができると仕事がてきぱきとこなせたり、段取りが上手になったりするのも、そのせいかもしれません。

2:好き・好きの気分が増大=ドーパミンという快楽を生み出す神経伝達物質と、ノルエピネフリンという血圧上昇させるホルモンが分泌されます。「あの人のことを考える胸がドキドキする」というのも、これらのホルモンの仕業です。
 これには気分を高揚させる働きもあります。もし、これによく似た人工的薬物をオリンピックなどで使うと、メダルを取り上げられてしまいます。
 また、ドーパミンは、オーガズムと深い関係があり、その時にたくさん出過ぎると幻覚をみたり、この世のものとは思えない快感体験をするらしいです。ランナーズ・ハイもこのせいだと言われます。

3:好きで好きでしようがなくなる=エルドルフィンという物質が分泌されます。これは脳内ま薬と呼ばれるくらいのしろもので、つまらない男を最高の男と錯覚したり、欠点も長所して感じたりします。「アバタもエクボ」という状態は、この物質によってもたらされます。

4:関係が深くなる=オキシトシンという女性ホルモンが分泌されます。これは子供ができたりするとたくさん分泌されることが知られており、オッパイを出すのもこの働きです。母子関係において多く分泌され、触れ合うことが快感になるホルモンです。

 ざっとこれらのホルモンを総称して「恋愛ホルモン」と呼びます。恋愛の進行度によって、それぞれ種類の異なるホルモン・化学物質が分泌されるのがわかったと思います。
 さて、ホルモンは、人体の気分や身体的機能を大きく左右するものです。ほんのちょっとしたホルモンの不調で更年期障害とは自律神経失調症とか、いろんな症状が発生するわけですが、ご覧の通り、恋愛中の脳内は、忙しいほどにホルモンがたくさん登場します。これらの分泌量のちょっとした狂いが、体調の狂いにつながることも多いにあります。

 冒頭で記したように、ホルモンは治療に使われることもあれば、その逆の作用をすることもあります。
恋愛中の体調の不調や不定愁訴などは、ときにそういったホルモンの働きが関与しているのかもしれません。