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経済学で見る恋愛

恋愛なしで市場は滅ぶ?

 バレンタインデーでチョコレートをプレゼントする習慣は
あるチョコレート会社が仕掛けたのだそうです。
それが今や国をあげての大イベントになり、
その経済効果は500億円! といわれています。
 もし恋愛がなければ存在しなかったマーケット(市場)かもしれません。

 この他にも、たとえば男性が外車を買うのも、
女性にモテるためかもしれません。
あるいは、立派な住まいを手に入れようとするのも
女性に好かれたいからであります。
もちろん、純粋な自己実現欲もあるでしょうけれど、
出世、金儲け、スキルアップ、いい車、立派な家、かっこいいファッション…
それらすべてが、「女性に好かれたい」ためのものだったりします。

 逆に、女性もたくさんお金を使っています。
先ほどのバレンタインデー、チョコレートの経済効果は500億円です。
500億円? まだまだぜんぜん可愛いです。

 ダイエット市場は年間1兆円。
 化粧品にいたっては、年間2兆4000億円以上。

 …このほかにも、エステ、美容整形、ファッション……
もちろん、そのすべてがとは言いませんけれど
恋愛に関連して動いているお金の量って、スゴイ!
というふうには感じませんか。

 多少難しい内容ですが
「恋愛と贅沢と資本主義」という本があります。
ヴェルナー・ゾンバルトという古い経済学者によって書かれました
「恋愛」と「贅沢」こそ「資本主義」の両輪だ、という内容ですが
もちろん、さきほどの話より深い内容が書かれていますが。

 また、「悪女と紳士の経済学」とう本もあります。
これは「年収300万円時代を生き抜く経済学」で有名な
森永 卓郎先生の著作ですが、
「人が一生、つねに恋愛し続けることができる社会こそ、
日本人にゆとりある暮らしを作り」
という内容です。
「妻と子供は資産ではなく不良債権である」
などという誰かに怒られそうな文章があったり、
「誰もが複数の恋人を持つことを可能にする環境が、21世紀の日本経済を救う」
という内容があったり…。

―そんなに世の中うまくいくはずがない。抱腹絶倒、苦情続出の話題作。

 などと評されていますが、いずれにせよ、ここでも
「恋愛が国民経済に与える多大な影響」が論じられていておもしろいです。