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妻にも働いて欲しい?最近の男性意識

 「妻となる女性には専業主婦になって欲しい」
…そう考える男性が、1987年の調査では40%近くいました。

 この調査は、国立社会保障・人口問題研究所が行う
「出生動向基本調査」というものです。

で、以前は、
「女性は結婚したらず〜っと家で主婦をやっていて欲しい」
と、多くの男性は思っていたわけです。

それが、2005年のデータでは、
そう思っている男性は
12〜3%に激減。

逆に、
「結婚後も働いて、仕事と家事を両立してほしい」
と思う男性は、1987年で10%程度だったのが
2005年では約30%。

なんと3倍に増えています。

 この傾向は、女性の意識にも現れています。
「結婚後、専業主婦として生きていきたい」
と考える女性は、1987年で35%近くいました。

それが、2005年では、20%弱に減少。

「結婚後も仕事を家事を両立させたい」
と考える女性は、1987年、20%弱だったのが
2005年では、30%に増加。

 つまり、男女ともに、
「結婚後は女性は専業主婦に」
という傾向が弱まり

「結婚後も女性は働く」
という傾向が強まっている、ということです。

 ここで、とても注意しなくてはいけないことがあります。
この変化をグラフにすると、2002年までは男女とも
ほとんど重なります。

けれど、2002年以降、男性の変化が著しく大きくなるのです。

「女性は、結婚後は専業主婦でなく、家事も両立しながら稼いで欲しい」

と考える男性が跳ね上がるように増えている、ということです。

 
 この理由はどうしてか?ですが
主に経済的な理由が大きいと考えられています。

つまり、リストラ、フリーター、正社員の減少…などなど
男性ひとりの収入で、経済的に安心できない要因が、
現在では多くなっています。
そのため、結婚後も二人で稼ぐ必要が生じている、
ということです。
失業率、就職率などのグラフを重ねたら
おもしろい発見があるかもしれません。

 次に、「経済的理由」は最初と同じですが、
要は、「もっと贅沢したい」という意識の台頭です。
海外旅行、高級車、スポーツクラブ、エステサロンやグルメ…
そういうセレブな体験をより多く重ねるために
さらなる収入が必要になる、というケースもあるでしょう。

 三つ目は、それを可能にしている社会の変化があります。
育児休業を認める会社も以前よりは多くなりました。
「男尊女卑」的な社会文化も以前より薄れ
「総合職」として活躍する女性も、以前より増えています。

 ということで、この傾向は、今後とも強まると思われます。




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