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こんなコツがあったのか!?

感動の方程式

 映画を見ていて泣いてしまうことがあります。
そんな「感動」にも、それが生じるメカニズムがあるらしい…

 人はどうしたら感動するのか?
映画のシナリオを作る人たちは、
そのメカニズムについても研究しているのだそうです。

もう亡くなってしまった伊丹重三監督が、テレビでこんなことを話していました。

「人の心を動かすのにも技術とかルールとか定石がある。
 ハリウッドの映画なんかは、それをもとにシステマティックに作られている。
 たとえば、全体のヤマ場はどこにおき、そこにいたるまでに
 何分おきに小山をつくり…」

細かい言葉はともあれ、概ねこのような内容の話でした。

伊丹重三監督といえば「マルサの女」とか「たんぽぽ」「お葬式」など
生前はヒット作を連発していた監督です。
監督自身も、映画を作るときには、そのハリウッドのルールを参考にしていたそうです。


 さて、ハリウッドのルールほどシステマティックでないにせよ
もっと簡単な「感動のルール」があります。
それは…

「がまんする」

ということです。

えっ、なんだそれ!?
ですよね。はい。 説明します。

もちろん「がまんする」だけではだめで、その「がまん」の果てに「解放」が必要です。
で、これがセットになったとき、人は感動するのです。

 たとえば、あるつらいことを耐えているB子さんがいます。
とてもけなげに、そのつらさを外に出すまいとしています。
困難な状態を切り抜けた直後、親しい人がB子さんに声をかけます。

「いいのよ、B子さん、ムリをしなくても」

B子さんは、その台詞にたまらず泣き出します。


 …いかがでしょう、「がまん」と「解放」がセットになっていますね。
で、B子さんは泣き出してします。
これが映画なら、B子さんに感情移入していた観客も一緒に涙しているかもしれません。

 この「がまん」と「解放」がセットになった「感動のルール」はいたるところで使われています。
音楽の楽曲などでも、クライマックス=カタルシスの手前では
混沌としたコードが使われたりします。
プロレスやヒーローモノのストーリーもそうですね。

 さて、このルールをどう恋愛にもちこむかですが
ひとつは、このルールを使って相手を感動させることができます。
また、このルールを使って自分が感動することができます。
さらに、このルールを理解することで、今の「がまん」がラクになることがあります。

 ひとつめ、ふたつめ、を実行するのはちょっと応用力が必要かもしれません。
でもみっつめの使い方は、きっとスグにできると思いますよ。

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