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こんなコツがあったのか!?

脳の男女差はある?ない?

 昔から、「男女は、もともと違う惑星の生き物だ」とか
「同じ人類であるべきでない。男類と女類に分けるべきだ」
などと言われてきました。

 それほどまでの、「お互いを理解するのが難しい」と
誰もが感じてきたわけです。

それに対する救世主が、たとえば
「話を聞かない男、地図が読めない女」(アランビーズ)
だったりしたわけです。

これは、わたしの経験上、ステレオタイプの男女の理解にはとても実用的です。
しかし、時に、これにあてはまらない男性や女性が少なからずいるのも事実です。

そう思っていたところ、米アリゾナ大学から、
「女性の方がおしゃべり」という通説を覆す研究結果が発表されました。

女性が発する単語の数は、1日当たり平均1万6215語だったのに対し、
男性は平均1万5669語で、大きな差はないという報告です。

これは統計的に意味のある差とは言い難く、
「個人差」にももっと大きな開きがあるということ。

つまり、「男脳」「女脳」といわれてきたことはウソ?

最近、発刊された
「脳と性と能力」(カトリーヌ・ヴィダル , ドロテ・ブノワ・ブロウエズ)
にでは、「男脳」「女脳」の違いを、性別による先天的なものでなく
育った環境、育ちながらかけれれた言葉や暗示、それによる本人の思い込み…
すなわち、後天的な環境が原因だと述べています。

「女性は数学が苦手」という認識も広くありますが
これについても米シカゴ大学は

「世間にあるステレオタイプの認識や暗示が
女性に『数学に対する不安』を与える」ことが真の原因。

としています。

前述の実験は大学生を対象にしています。
つまり「男尊女卑」や「古典的典型的男女観」を
あまり多く受けていないと想像されるわけで
「脳と性と能力」(カトリーヌ・ヴィダル , ドロテ・ブノワ・ブロウエズ)
を裏付ける報告のように思えます。

けれど、これによって
「話を聞かない男、地図が読めない女」
が色あせたわけではありません。

ニュートン古典力学のように、日常生活では
こちらのほうが便利であることは確かだと思います。

ただ、最近では古典的な性差を越えた個人が増えているのも事実で
その場合には「脳と性と能力」に記されたロジックで解釈すると楽です。




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