恋愛救助隊

【from review 】　「過激な夫婦喧嘩」という映画では「ローズ家の戦争」がまずあるが、
ブラックなパンチが利いてるのはあっちで、こっちはなんだかウソ過ぎてしらける。
まさにデート映画って感じ……（Amazonカスタマーレビューより）

【内容）】

運命的な出逢いののち、電撃結婚をして"Mr.&Mrs.スミス(スミス夫妻)"となったジョンとジェーン。
しかし、お互いに重大な秘密を明かしていなかった…。
実はふたりの正体は別々の組織に所属する超一流の暗殺者。
正体がバレた時、想像を絶する戦闘へエスカレートして…

【感想】
ブラッド・ピットｖｓアンジェリーナ・ジョリーの大ヒット作。
前半はちょっとタルイ。
お互いの素性が分かってからがおもしろかったですね。

お互いにピストルをテーブルの下に隠しながらの食事。
にこやかな会話のやりとりの中で交錯する探り、だまし、欺瞞。
ショットガンや銃器を使った夫婦喧嘩。

使っている武器は違えど、現実の夫婦、あるいは恋人にもこんなシーンが確実にあります。

「今までで何人殺した？　あっ、オレから言おう。50〜60人くらいかな…まあ、長くやってるし」
「…あたし、312人」

その時のダンナの顔は、「過去にやった人数」のバラしっこをして
負けた男の顔そのものでした。

ラストのほうで、組織の襲撃に対して
二人でタンゴを踊るようにして銃を撃ちまくるシーン、
「いい絵」だと思いました。

「痛快作だけど奥は深いぞ！（Amazon　解説：横森文）」

に賛同するものであります。

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