恋愛救助隊

　自己催眠術、第1ステップの2です。
ここでは、「ウデがオモタイ」を全身にひろげます。

　まず、自己催眠術、第１ステップはうまく体験できたでしょうか。

「ウデガオモタイ…」「ウデガオモタイ…」「ウデガオモタイ…」

うまくいっていれば、たんに「腕が重たく」感じるだけではなく
緊張から解放されたくつろぎ感も感じているはずです。

　腕は重たく感じる…ということは、腕から脳への
知覚伝達を、あなたのイメージの力によって遮断している状態です。
つまり、脳は、２４時間四六時中処理しなければならない
腕からの刺激情報から「解放」されているわけです。
「腕が重たい」のに「くつろいだ感覚」「解放された感覚」があるのはそのためです。

　そして、この第１ステップの練習を１週間〜１０日は繰り返しましょう。
繰り返すことで、最初は実感に２分かかっていてた「ウデの重たさ」も
やがて、１分…４５秒…３０秒…と、短時間で
そのイメージが体感できるようになります。

　イメージを実感しやすくする導線として

「好きな（心地よい）風景を思いうかべる」
「好きな（穏やかな）音楽を思いうかべる」
「なにか文字、たとえば空とか海、などを思いうかべる」

といった方法も効果的です。

　最初の数回は、できてもできなくても、１〜２分で休憩します。
慣れてきたら、すこしずつ時間を延ばします。

「ウデガオモタイ…」「ウデガオモタイ…」「ウデガオモタイ…」

　これが短時間（３０秒くらい）で感じられるようになったら、
その「ウデの重さ」が全身にひろがることをイメージします。

順番は、右腕→左腕→右足→左足→両腕→両足　です。

　これができたら、全身が深いリラックス感でみたされるはずです。

「ウデの重たさ」を習得後、イメージ力のある人なら
１週間くらいで、この「全身の重たさ」まで進めると思います。

　ここまでできたら、第１ステップの感性です。

　パチパチ。

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