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恋の苦しみから楽になる!

多重人格になる!?

 「多重人格」というのは精神障害につけられる病名です。
恋に苦しい時に「多重人格」になる? ええ、これもラクになる方法です。

 ジキルとハイドで有名な「多重人格」ですが
近年、話題になったのがダニエル・キイスの書いた
「24人のビリー・ミリガン」でしょう。

 ダニエル・キイスは、それ以前に「アルジャーノンに花束を」
などもヒットさせている作家ですが、その前作でご存知の方も多いでしょう。

 さて、「24人のビリー・ミリガン」にでてくるビリー・ミリガンは実在する人物です。
で、題名通り、24人の人格を持っています。
 それぞれ、「運動が得意」「絵が得意」「口論が得意」「なにも知らない子供」…
という具合に人格がわかれており、それぞれの人格が支配するときには
その分野に応じたパフォーマンスを発揮します。

 しかも、ある人格が活動した記憶は、他の人格にひきつがれません。

 この点が、日常生活に重大な不具合を起こします。

 さて、ビリー・ミリガンは、なぜ人格が分割したのでしょう。
それは、彼の幼少時の虐待経験にあります。

 彼は、彼の父親から性的なものもふくめ
すざましい虐待を受けていました。
幼い彼は、それを逃れることができません。
そこで、幼い彼の脳みそは、彼自身が生存するために
こういう手口を考えたのです。

 「虐待を受けているのは僕ではない、○○○という別なヤツが」

 そう思い込むことで、虐待は他人が受けている事件になりました。
そのうち、その虐待される人格は、完全に本来の人格から遊離します。
その○○○という人格が受けた虐待の記憶は本体の人格には残りません。

 すざまじい「生存術」です。

 ビリー・ミリガンは、その後、なにか逃れられない苦しいことがあると
それをやりすごすために、どんどんと人格を創作しました。
そして、とうとう24人の人格ができてしまったのです。

 このストーリー自体は、とても悲しい物語です。
でも、この物語のなかには
「人が逃れられない苦しみにあったとき、どうやって生き延びるのか」
というヒントがあります。

 なにも、病的な「多重人格」になれ、というのではありません。

 苦しんでいる自分を客観視でき、できれば、その人格と
「おしゃべり」や「相談」「話し合い」ができるようにするのです。


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