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恋の苦しみから楽になる!

やさしさは本能か?

 たぶん、人が人らしく生きるために「やさしさ」は必要なものでしょう。
生きるために必要だとするならば、
それは、生まれたときから人に備わっているものなのでしょうか‥?

 「やさしさとは母性である」
という人がいます。

 生まれた子供を、自分を犠牲にしてまで育て、助ける。
それは、やさしさの原型なのだ、と‥。

 そういえば、出産直後の女性の体には、
「プロラクチン」というホルモンが急速に分泌されます。
催乳ホルモン、あるいは母性愛ホルモンとも呼ばれ、
母性を目覚めさせるはたらきがあるといわれます。

 ならば、この「プロラクチン」がやさしさの原型なのでしょうか?

 
 さらにまた、母性本能とはまったく関係なく
「やさしさは本能である」
という人もいます。

そういう人たちは、「やさしさ」と
「愛」とか「やすらぎ」などを一緒にとらえ
どちらかというと、「そうであるべきだ」
ということを言い切っているように見えます。


 この問題について、わたしがどう考えるかを書くかわりに
ある作家の文章をここでご紹介します。


 やさしさは本能ではありません。
 だから人はそれを訓練して身につけなければならないのです

 訓練の方法は、というと、それは簡単です。
 転んだ人を見て
 その痛みを自分の痛みとして想像するのです‥


 テレビ番組で紹介されていた文章のうろ覚えなので
子細は正確ではありません。でも大意はこのとおりです。

 もともと、この文章は、司馬遼太郎さんが
小学校の教科書のために 書き下ろした短文の一節です。
彼は、その短文に 長編小説1作分のエネルギーと
10ヶ月という時間をかけたそうです。
ただ、その教科書じたいがあまり売れなかったので
作者が著名なわりに、知られていません。
 
 さて、やさしさについては、私は彼の解釈を支持します。

 だから、他人がやさしくないときにはこう思うのです。

 「まだ、訓練がたりないなぁ」


 そして、自分がやさしくないときにはこう思うのです。

 「まだまだ、訓練がたりないなぁ」


 やさしくないからといって、
人や自分を責めすぎてはいけないということです。

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