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恋の苦しみから楽になる!ランナーズハイ!これも脳内麻薬
「ランナーズハイ」という言葉はとても有名です。
長距離走者だけが走っている最中に感じる
「快感の境地」だということです。
私は中学校のころ陸上部でした。
もちろん長距離を走らされます。
長い距離を走り続けるのはとてもツライです。
苦しくてつらくて…でも、そのうちに
そういう感覚が麻痺してきて、
「なんだか、このままどこまででも走り続けられるかも」
なんて感覚がめばえてくることがありました。
もちろん、肉体的な疲労や苦痛が減っているわけではなく
状況は変わっていないのですが、なぜか
身も心も軽く、雲の上にいるような感覚になったりするのです。
今から思えば、それはおそらく
「ランナーズハイ」の入り口くらいの経験だったのかもしれません。
さらに浮遊感があったり陶酔感があったりする
もっと高度の(?)ランナーズハイ体験談もあります。
「肉体的にはつらいのに快感や陶酔感を感じる」
これも脳内に分泌するエンドルフィンのせいだとされています。
原理は、「熱いお風呂」のときと同様ですが
人体がある程度の刺激やストレス下におかれ
そこから逃れられないとき、脳が分泌します。
やはり、本能としては、「自己防衛」なのでしょうか。
「痛い」とかいう「刺激」や「苦痛」も本来、自分を守るために必要なものです。
それがなければ、怪我だらけ、火傷だらけ、傷だらけの身体になるでしょうから。
でも、一定のストレス環境の中で、どうしても最高のパフォーマンスをしなくては
生き残れないとしたら、その時の「痛み」はパフォーマンスのジャマになります。
そこで、脳がエンドルフィンを分泌する…ような気がします。