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恋の苦しみから楽になる!

草食動物、最期の救いも脳内麻薬

 ライオンに追われ、追いつかれ、喉笛に牙をつきたてられるトムソンガゼル…
その瞬間のガゼルの表情に、苦痛はあるのか?

 本当のライオンの狩りのようすは
テレビや映画の画面でしか見たことがありませんが…

 逃げる草食動物は、捕まるまでは命がけで逃げます。
実際、命がけなわけですよね。
でも、追いつかれ、脚を咬まれ、倒され
ライオンがのしかかり、喉笛に牙を当てられます。

 その瞬間は、つかまった草食動物たちは
まるで「観念(カンネン)」したかのように
落ち着き、静かになっているように見えることがあります。

 ライオンの爪で押さえつけられ、
あの太い牙が喉に突き刺さってくる…
想像すれば、猛烈な苦痛が生じると考えますが
牙を当てられた草食動物の瞳には
なぜか恍惚とした光すら宿って見えます。

 これは究極の脳内麻薬オピオイドのせいだと考えられています。

 脳オピオイド (Opioid) とは、オピウム(アヘン)類似物という意味であり、
アヘンが結合するオピオイド受容体に結合する物質として命名されました。
具体的には、エンドルフィン類、エンケファリン類、ダイノルフィン類を総称して指す脳内麻薬です。

 オピオイドは阿片などの麻薬に極めて近い構造をもっているので、
その大量分泌は精神や感情の麻痺をもたらします。
これが、捕食されようとする草食動物に
「最期の救い」をもたらすといわれています。
さまざまな感覚を麻痺させることで、
完全な降伏と受身の態勢をとり、
本人(草食動物)は、その現実感のなさの中で、
苦痛なく、静かにライオンの餌食となるのです。


 闘うことも逃げることもできない大きなストレス…
それを前にして、生物がいかに「生きるか」=「死ぬか」
に対して神様と遺伝子が出した答えがオピオイドなのかもしれません。

 高度のランナーズハイになると、これが分泌されているという説もあります。


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