恋愛救助隊

　「マグロのような」、という形容は、女性に対してされるものでした。。
ところが最近では、「マグロ男」、というような使い方もされているようです。

　「マグロ女」、の意味は、「マグロのように高い」とか「おいしい」とか、
そういう意味ではぜんぜんありません。

　セックスの時、死んだマグロのように動かない女という意味です。

　まあ、あまりイイ意味では使われませんね。

　で、話は「マグロ男」です。

　つまりこれは、死んだマグロのように自分からはナニもせず、
だまって動かない男という意味です。

　たとえば恋愛にたいしても「受動的」。
　セックスのときも女性まかせ。
　
　これはいったいどうしたことでしょう。

　通常、男は攻撃的・活動的に設計されています。
アグレッシブな行動には必ずご褒美がある、と信じこまされてます。
だから、「マグロ男」とは、男の本能や基本設計ではありえないわけですが
最近、そういう「恋愛マグロな男たち」が増加中…。

　雑誌「anan」によれば、この傾向は
団塊ジュニアの世代に多いそうです。
時代背景や教育環境、家庭環境などにも
原因があるのかもしれません。

「直接的なコミュニケーション能力が低下し
ちょっとした人間関係のストレスにも弱い。
必要以上にナイーブ」

というのが、精神科医の名越康文さんの分析です。

　つまるところ、「オスとしての生命力」に乏しいわけですから
そういうものを男性に求める女性には、まったくあいません。
　現実のコミュニケーションを苦手とするので
人の話も実は聞いていなかったりします。

・どんなことにも「あいまいな態度」
・あまり「ノー」と言うことがない。
・メールなどのレスポンスが遅め。

ひょっとしたら、あなたのスグ近くにも
「隠れマグロな男」がいるかもしれません。

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