好きだから切ない?恋しいから苦しい?… ●恋の苦しさを真相解析●恋愛マニュアルの解説●恋のアドバイスコラム●心理学的恋愛テクニック講座●ストーカー対策●恋のおまじない●恋愛相談●テクニック●恋愛診断・占い…恋の悩み・苦しみを救援します。

恋愛救助隊 > 恋は病、だから心も体もきしみます > 恋で命を落とすこともある!

恋は病、だから心も体もきしみます

恋で命を落とすこともある!

 シャレではなく、以前、友人の恋人が自殺したことがあります。
友人のマンションの浴槽での出来事でした。
 友人とその彼女が知り合うキッカケを作ったのが私でした。
その話を耳にした時、言いようのない気持ちになりました。

 「恋の病」にも、初期・中期・末期があります。
そして、命が関わるのは、ほとんどの場合末期です。
つまり別れ際のことが多いです。
 前述の、友人の恋人の自殺もそうでした。

 恋をすると、とても高揚することがあります。
これは、「恋は病」だから起こる身体的変化ですが、
つまり、脳内の快感物質がいつもより分泌されるのです。
 これはドーパミンといって、いわゆる「いけないクスリ」よりも
もっと強力な快感物質です。
 そのおかげで、恋をした時、たとえようもない幸福感に
包まれたりもするのですが、その分泌が途切れると
ものすごいウツ状態になるのも特徴です。

 恋愛の初期、「躁」と「鬱」が波のように訪れ、
それに翻弄されるのも、このドーパミンのせいです。
 でも、この時の鬱は、命まで奪いません。

 ここで、「ウツ」についてちょっとお話しましょう。
「ウツ」=「鬱」というのは、その人が「生存」するために行う
ひとつの「自衛反応」です。
 
 たとえば、問題を抱えた人がいます。
 その人は自分だけではそれを処理できません。
 放置されれば、死んじゃうかもしれません。
 誰かに助けてもらいたい…

 「鬱」は、その時に半自動的に発動される本能的行動なのです。
 それによって、「立ち直ろう」とする行為なのです。

 良好な団体活動の中にいれば、その初期「鬱」で仲間が救ってくれます。
そんなきっかけで「立ち直る」ことができたりします。
でも、誰も救ってくれない時、その人は、さらに「救ってもらう」ため
もっともっと「鬱」になります。
本人の潜在意識としては「立ち直る」ために、さらに「鬱」を深めるのです。

 普通の人間関係の中で、この段階で気づいてもらうケースもあります。
でも、誰も救ってくれない時、その人は、さらに「救ってもらう」ため
もっともっと「鬱」になります。

 …………
 …………

 これが繰り返されると、その人は、
「もう、これ以上、鬱になれないくらい鬱」になります。

 そして、もうこれ以上、鬱を深めても、誰も助けてくれない。
 自分はもう立ち直れない。

 ……

 さて、そんな「鬱」に陥るのは、やはり恋愛の末期です。
もっとも顕著なのが「失恋」です。

 この時、男性はまず「自殺」まで考えません。
恋愛において、うつ病をどれだけ深めても、
男が救済される機会はほとんどありません。
弱った男を装っても、メリットはあまりないからです。
 女性の場合、落ち込んでいると、
やさしくされたりすることが少なくありません。
 つまり、女性の場合、鬱になることで救われるチャンスが、
男性よりも多いのです。
 鬱を深める、落ち込みの度合いを深める、
それが自分を救う手段になりうる、と本能が判断することがあるのです。
でも、それが度をすぎるとどうなるか、ちょっと考えれば明らかです。

 裏をかえせば、失恋で自殺を考えるのは女性が多い、ということです。

 「落ち込み、鬱になること」が、自分の生存に有利だ、
と判断するのは、いわば女性の「本能」です。
 良し悪しとも違うし、その女性の人格や尊厳とも違う問題だと思います。
だから…
 「死んでしまいたい」
という衝動は、「猿から伝わる遺伝子の言うこと」
であって、
 「自分の人格の本当の望み」
とは違っている!
 
 と断言していいと思います。

 余談ですが、恋愛問題の場合、男性の場合は
死なないでストーカー的行為にはしる傾向があります。

この対策は、また別なトピックで検証します。

※ランキング参加中。お役に立てたならポチッとよろしくyajirusi-ani128.gif jose88b.gif