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恋の苦しみから楽になる!パチンコでも噴出する脳内麻薬
「わかっちゃいるけどやめられない!」…のひとつにパチンコがあります。
人はどうしてパチンコをやめられないのか…
そのこたえも脳内麻薬にありました。
東京理科大学諏訪短大の篠原菊紀さんが
「僕らはみんなキレている」という本を書いています。
その中で、「パチンコと脳内麻薬の関係」について書いてありました。
パチンコ好きのボランティアを募って、
「安静時」
「パチンコ開始時」
「大当たり開始時」
「大当たり終了時」
「終了後の安静時」
の5回に分けて血液を採取し、成分を測定しましたのだそうです。
血液での測定は間接的に脳内物質の分析になります。
その結果、大当たりすると
「ほっとする」「安心する」といった「安堵」の快感をもたらす
β-エンドルフィンの分泌量が増加しました。
しかも、その増加量がパチンコをよくする人ほど多かったんです。
また、心拍数も大当たり直前にピークを迎え、
大当たり開始後に急速に低下したのです。
大当たり中は興奮しているようですが実はそうではなかったのです。
興奮と緊張がおとづれるのは、リーチがかかった時。
心拍数も上、そして、大当たりすれば、β-エンドルフィンが分泌され
「安堵の快感」を堪能するわけです。
パチンコをよくする人ほどβ-エンドルフィンの増加量が多いということは、
パチンコに夢中になるほど、この快感が増すわけです。
つまり、その「快感」から逃れられなくなる…パチンコがやめられなくなる、
ということになります。
これが「ハマル」くらいならいいのですが
依存症になると借金をしてパチンコをして
また負けたりします。
ああ、これも恋愛に似てるところ、あるかもしれませんね。