恋愛救助隊

　「欲をコントロールしてもつらいものはつらい」
そう思います？　正解。　欲のコントロールだけでは
減らないツラさがあるのです。　それは…

　「欲求」と「充足」の関係の不均衡＝これが
恋愛における「ツラさ」の一因だと書きました。

　だから、「ツラさ」をやわらげる手段として
「欲求」のコントロールの必要性も書きました。

　たとえば
「毎日会いたい」と欲しても「会えない」からツライ。

　ならば
「週イチで会いたい」と欲することで
「欲求」と「充足」のバランスをとるということです。

　しかし、実はこれだけではツラさの原因は
まだ半分くらいしかコントロールできていません。
…もちろん、なにも努力しないよりいいですけど。

　で、それはナニかというと
「禁断症状」
です。

　禁断症状？　それってナニ？　麻薬？

　近い！

　恋愛時には脳内にさまざまな物質が生成
されることは、すでに記しました。
その時生み出される脳内の物質は
時に「麻薬」並みのパワーを発揮したり、
それ以上だったりするのです。

　これらの物質は「物理的に感情を支配」します。

　だから、その物質が分泌されているあいだは
至福の高揚感に包まれたりするのですが、
その分泌がおわると、とても
落ち込んだ心理状態がおとずれます。

　つまり禁断症状です。

まさに、麻薬の禁断症状にも似た
とても渇いたツラさが訪れます。

　これは、「理性による欲望のコントロール」
を行ってもなお、やってくる現象です。

　それをコントロールして楽になる方法はないの？

お酒？　本当のクスリ？

　いえいえ、やめてください。
方法はあります。
項をあらためて、分かりやすく記したいと思います。