恋愛救助隊

　デートなどの時の食事代は、どちらが払っていますか？
おごられる派、ワリカン派？　ときどきはおごる派？

　おごることで得られるものはなんでしょう。
おごられることで得られるものはなんでしょう。

　実は、恋における熾烈はポジション争いの場だったりもするのです。

　たとえば５０００円の食事をおごってもらうのと
５０００円の現金をもらうのと、どちらがイイですか？

えっ、相手によって違う？

そうです。そのとおりですよね。

　イヤな人とは、たとえおごってもらっても
食事なんてイヤなわけです。
でも、好きな人とだったら、おごっても…

えっ、やっぱりおごるのはイヤ？
それはどうしてですか？

　「おごる」という行為には「喜ばせよう」「助けよう」という意図があります。
では「おごってもらう」ほうはどうかというと、「感謝」だけではないわけです。

　「おごらせてあげることで、相手を気分よくさせてあげてる」

　感謝どころか、「感謝しろ！」というような考え方もあるのですね。
たまに遭遇します。こういう女性。
たいていは、それなりの美貌を持ち、それなりにモテています。
そして、動機が違いますから、極論すれば
誰からでもおごられちゃいます。
　それを知って対抗心を燃やしてますます入れあげる男性もいたりして…
まあ、そうやってモテ続けたりするのですが
私は、こういう女性にはおごりません。
「おごる意味」がないからですね。

　また、おごるほうも、ただ「相手を喜ばす」だけでない場合があります。
たとえば「貸し」をつくるためにおごることもあるわけです。

　人はおごられると無意識に「借り」をつくる。 　これを繰り返すと、人は相手の要求をのまざるを得なくなる 　だから女性には３回おごるべし。必ず目的が達成できるであろう。

　なんてことが、実際に恋愛マニュアルに書かれていたりするのです。
そういう目的、懸命なあなたなら見破れますよね。

　ところで、「こんな男に気をつけろ」の、「口の上手な男！」コーナーで、
自分たちを「ピックアップアーティスト」と呼ぶ
スーパーナンパ男が出てきますが、
彼らの流儀は「おごらない」です。

「女性がセックスに応じるまでは１銭たりとも金は払うものではない」

　のだそうです。